鉄工設計職とは?
電力関連設備を中心に各種設備に使用される鋼構造物の設計を行う仕事です。
構造物の強度や安全性はもちろん、施工のしやすさやコスト面も考慮しながら、最適な設計を追求します。
図面と現場をつなぐ橋渡し役として、プロジェクト全体の品質を支える重要な
ポジションです。
MAIN JOB 主な業務
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CAD図面作成
機械・構造物の設計に必要な詳細図・組立図・部品図などをCADソフトで作成します。
寸法・材質・加工方法・設置条件などを明確にし、製造や施工に必要な情報を図面に反映します。 -
既存構造物との整合確認
設置対象となる現場の既存構造物(堤防・水路・建屋など)との寸法・構造・機能の整合性を確認します。
現地調査や既存図面の確認を通じて、取り合い部の設計や改修の必要性を判断します。
特に更新工事では、既存設備との互換性や施工性が重要です。 -
製造・工事現場との調整
設計内容をもとに、製造担当や施工担当との技術的な打ち合わせを行います。
製造工程や施工手順に応じた設計変更や納まり調整を行い、現場での問題を未然に防ぎます。
現場対応力が求められ、設計者が直接現場に出向くこともあります。 -
構造安全とコスト
水圧・荷重・振動などの構造的な安全性の検討を行い、必要に応じて強度計算や解析を実施します。
同時に、材料選定・加工方法・施工性などを踏まえたコスト最適化も重要な業務です。
安全性と経済性のバランスを取りながら、設計の妥当性を確保します。
WORK PLACE 鉄工技術職(設計)の勤務地
福岡県
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須恵鉄工センター
〒811-2114 福岡県糟屋郡須恵町上須恵1423-33(Googleマップ)
